皆さまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、
現在、京都市京セラ美術館で開催されている展覧会『アンディ・ウォーホル・キョウト』を観てきたので、少しご紹介します(^^)/
皆さま、アンディ・ウォーホルはご存じでしょうか?
アンディ・ウォーホルは、1960年半ば頃のアメリカ大衆文化の影響のもと、主に大量生産、大量消費の社会をテーマとして表現した現代美術や芸術運動の一つである "ポップアート" の代表的なアーティストの一人で、マリリンモンローやキャンベルスープ缶などの作品は、一度はどこかで見たことがあるのではないかと思います。
今回は、初期から晩年までの作品を展示した大回顧展という事で、展示作品数も多くかなり力の入った展覧会となっていました。
最近の展覧会は、時代の流れもあるのか、カメラ撮影OKのところも増えてきた印象。
今回はデジカメやタブレットでの撮影は禁止でしたが、スマホでの撮影はOKでした。
日本の美術館界隈も徐々に変わりつつあるのですね~
アンディー・ウォーホル、本名アンドリュー・ウォーホラ。
1928年8月6日生まれで、大学卒業後、イラストレーターとして活躍していたようですが、その後アート業界に進出、画家・版画家・芸術家として多分野で活躍、ポップアートというムーブメントを作り出したアーティストの一人です。
それまで、人間や自然物・風景などを具象画や抽象画等で表現してきたアート業界において、工業商品やドル記号などのシンボル、有名人のイメージや社会現象そのものをビジュアルとして作品化する事によって、資本主義や大量消費、非人間性、空虚さ等を表現しているとも言われています。
それまでの芸術の価値観をアップデートしたという点において、ウォーホルは古典芸術とは一線を画すると評価されています。
ただこの前後から芸術は、時代背景や芸術史の文脈を読み解かないと、理解できない作品も増えてきたように思います。現代芸術は難解な作品も多いですよね~
作品は、初期のイラスト作品から、有名人などの注文肖像画、映像作品や事故・死をイメージした作品まで、ウォーホルのアーティストとしての歩みとともに紹介されていました。
100点以上が、日本初公開作品とのこと、2023年2月12日まで開催されていますので、界隈にお越しの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)/
●展覧会情報
京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」
会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
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