皆さまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか(^^)/
今回は、先日行われていたアートの祭典についてご紹介したいと思います♪
芸術の秋、三重県亀山市がアート一色に染まる3年に一度の祭典、「亀山トリエンナーレ2024」が開催されました。
このイベント、国内外から集結した81組のアーティストたちが、街中のさまざまな会場で多彩な作品を披露するこのイベントで、訪れる人々を魅了し、街そのものを美術館に変えてしまうような感覚を味わわせてくれます。
歴史的な建物、商店街、そして自然と調和した展示会場の数々――それぞれの場所で、現代アートと地域の魅力が織りなす特別な空間が広がっていました。
私は今回、旧加藤家屋敷跡を中心に訪れ、その静謐な雰囲気と現代アートが織り成す世界を体感してきました。そんな体験をここで少し振り返ってみたいと思います。
旧加藤家屋敷跡で味わう時間の交差点
私が今回訪れたのは、亀山トリエンナーレの会場のひとつ、旧加藤家屋敷跡。この場所は、歴史的な日本建築の佇まいと、現代アートの融合が見事で、まるで時間の交差点に立っているかのような感覚を覚えました。
広々とした畳の間や風が抜ける廊下に配置されたアート作品は、まるでこの建物が最初からその作品のために存在していたかのような自然さがありました。建物の古さや木材の香りと、現代的なアートが持つ新しさが絶妙に混ざり合い、静かで深い体験を提供してくれます。
何気ない風景や空間の中にアートがあることで、普段の日常では気づかないような視点が広がるのを感じました。この場所の静謐な雰囲気は、ただ作品を鑑賞するだけではなく、「時間そのものを感じる」という特別な体験をさせてくれました。
歴史とアートが融合する、他の会場
亀山トリエンナーレでは、旧加藤家屋敷跡だけでなく、市内のさまざまな場所が会場となりました。それぞれが持つ独自の雰囲気とアートが融合し、訪れる人に多彩な体験を提供してくれたようです。
- 亀山市文化会館:映像や大規模インスタレーションが中心の、ダイナミックな展示空間。
- 東町商店街:商店街の路地や空き店舗を活用した、日常の中に溶け込むアート体験。
- 明治天皇行在所:歴史的背景を活かした深みのある展示が特徴的。
どの会場も、地域の特性を活かしながら、アートそのものがその場所と呼応しているような展示でした。
トリエンナーレがもたらしたもの
このイベントの素晴らしい点は、アートそのものを楽しむだけでなく、亀山の街そのものが持つ魅力を再発見できることです。歴史ある建築、昔ながらの街並み、そしてそこに溶け込む現代アート。すべてが一体となり、訪れる人々に感動を提供していました。
また、地域住民やアーティスト、訪問者が一体となって楽しめるイベントであり、アートを通じて交流が生まれるのもトリエンナーレの魅力です。
会期終了、そして次回に思いを馳せて
亀山トリエンナーレ2024は先日幕を閉じました。この秋、亀山の街がアートで彩られた時間は、訪れた人たちに特別な思い出を残してくれたのではないでしょうか。私自身も、歴史ある場所で感じたアートの世界が今でも心に残っています。
次回の開催についてはまだ発表されていないようですが、これまで3年に一度のペースで行われてきたので、もしかしたら2027年にまた会えるかもしれませんね。
次はどんな作品や出会いが待っているんだろう……と、今から楽しみでなりません。
また亀山の街で、アートとふれあえる日を心待ちにしながら、この特別な時間の記憶を大切にしていきたいと思います。
亀山トリエンナーレ公式HP
******************************
このブログは京都で暖簾や座布団を製造販売する会社のスタッフに
[京の座布団やさん 工夫庵 ___和の座布団の暖かさを京都からネット販売でお届けします_
一宮株式会社 〒615-8174 京都市西京区樫原中垣内7-1
TEL075-394-7011* FAX075-394-7022