皆さまこんにちは!
気づけばもう12月。
紅葉真っ盛りですね♪
今回は、嵐山嵯峨野地区にある「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」をご紹介いたします(^^)/
紅葉の名所として知られる常寂光寺は、嵯峨野の自然と歴史的な趣が織りなす特別な空間。
紅葉シーズンは観光客で賑わいますが、今年の紅葉シーズンを締めくくるにふさわしい場所として、ぜひ訪れてみてください!
常寂光寺の魅力
常寂光寺の紅葉は、ピークの鮮やかな赤やオレンジだけではなく、12月に入ると地面を覆う落ち葉が苔庭や石段と絶妙に調和し、独特の趣が感じられます。この「紅葉のじゅうたん」を楽しめるのは、この時期ならでは!
紅葉シーズンの日中は多くの観光客が訪れるため、静かに紅葉を楽しみたい方には早朝または夕方の訪問がおすすめです。朝の清々しい空気の中、柔らかな朝日を浴びた紅葉や苔庭を眺めるのは格別のひととき。また、夕方には観光客も若干少なくなり、日が傾く中で紅葉が黄金色に輝く光景が楽しめます。
常寂光寺の見どころ3選
1. 石段と参道の紅葉トンネル
仁王門から続く石段は、両脇をモミジやカエデが彩り、まるで紅葉のトンネルのような絶景スポット。早朝には、降り積もった落ち葉が石段を覆い尽くし、「紅葉のじゅうたん」となります。静かな朝の空気の中で、この幻想的な光景を独り占めできるかもしれません。
2. 本堂周辺の紅葉の美しさ
常寂光寺の本堂周辺は、紅葉に彩られたモミジやカエデが美しく映えるスポットです。本堂を取り囲むように植えられた木々が、赤や黄色の鮮やかな色彩で秋の風景を一層引き立てています。また日差しを受けた紅葉が本堂の静かな佇まいと調和し、訪れる人に感動を与えてくれます。静けさと温かみを感じられる空間は、心が癒されるひとときを過ごせるでしょう。
3. 苔庭と紅葉のコントラスト
常寂光寺の庭園には苔が一面に広がり、その上に散り積もる紅葉の葉が美しいコントラストを生み出します。この景色は、紅葉のピークを過ぎた12月初旬だからこそ楽しめるもの。早朝や夕方の穏やかな光の中で、じっくりと観賞してみてください。
常寂光寺の歴史と文化
常寂光寺は、1596年(文禄5年)から1615年(慶長年間)にかけて、日蓮宗の高僧・日禎上人が隠居の地として開山したお寺です。その名前は仏教用語「常寂光土(じょうじゃっこうど)」に由来し、「仏が住む清らかな世界」を意味しています。この名前にふさわしく、境内は静寂と自然の美しさに包まれ、訪れる人々に心安らぐ時間を提供しています。
また、常寂光寺が位置する地は、平安時代に歌人・藤原定家が山荘「時雨亭」を構えていた場所と伝えられています。ただし、「時雨亭」の正確な所在地については、常寂光寺の境内のほか、二尊院や厭離庵の敷地内ともされており、諸説があります。そのため、定家の山荘跡としての確実性は不明ですが、文学的ロマンを感じさせる場所であることは間違いありません。
こうした歴史と文化を背景に持つ常寂光寺は、単なる紅葉の名所ではなく、時代を超えた文化や仏教の教えを体感できる特別な空間です。紅葉を楽しみながら、この地が持つ深い歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
アクセス情報
まとめ:時間帯を選んで、常寂光寺の紅葉を満喫しよう
紅葉シーズンの日中は多くの人で賑わう常寂光寺ですが、早朝や夕方に訪れると、比較的静かな環境で紅葉の美しさを楽しむことができます。
嵯峨嵐山界隈でも有数の紅葉の名所、近くに訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)/
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