京都の言葉を日々、吸収している道産子のはんなりさんです。
先日。職場にて
「うわっ。晴れてるのに雨降ってきましたよ」
「狐の嫁入りだね」
「・・・・?」
意味が分からなかった私です。
晴れている日に突然雨が降り出すことを
「狐の嫁入り」と言うらしく
なんて京都らしい表現なんだと思ったのですが。
本州、四国、九州に伝わる怪異からの表現だそうで。
北海道だけ伝わってこなかったものだと気がつきました。
覚えたてほやほやの「狐の嫁入り」を使いたくてしょうがないのであります!!
「狐の嫁入り」が表現される京都
京都では毎年3月に実際に「狐の嫁入り巡行」という
女性が狐のお面を被り、人力車に乗り、
東山花灯籠と合わせてイベントになっております。(2020年の東山花灯籠は中止)
この巡行に出会えると幸せになれるそうです✨
私も一度見に行きたいです。
なんなら狐さんになる女性も募集しているようで。そっちで参加してみたいぐらいです。
狐が化かす
「狐が化かす。化ける」なんという表現は、私は落語で知りました。
むかし。昔から。
狐には神秘的なイメージや不思議な力がある
と信じられている日本の文化があります。
それの象徴としまして。神社だと伏見稲荷大社に沢山のお稲荷様(狐)がおります。
そんな神秘的な狐を
晴れているのに雨が降る怪奇的な現象に当てはめ、
「狐の嫁入り」という表現になったのだとか。
日本語の奥の深さを知る言葉です。
この雨は怪奇的な雨だとしても「縁起の良い雨」とされていて
豊作が約束されるとも言われております。
晴れていて雨が降るということは。
虹が見られるチャンスでもあり。
虹が見れるとハッピーな気分になりますよね♪
虹が出る現象も、昔は不思議なことで、狐の力だと思っていたのかもしれません。
まるで狐の嫁入りの虹みたいな、綺麗な暖簾を我が社が作っておりました。
京都が誇る友禅染で作られた「引き染 のれん」
神秘的で心が明るくなる暖簾。
和の空間だけじゃなく アートとしても このデザインは生きると思います。
私は当社の暖簾でNo.1ぐらいに好きなデザインです。
心晴れやかな気分になる暖簾をさげてみませんか?
きっと、素敵なおもてなしを演出してくれます✨
オリジナル暖簾は当社にお任せください。
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