おもてなし力向上委員会

日本のおもてなしの魅力を追求し発信するブログ

京都のパワースポット『晴明神社』

 

皆さまこんにちは!

いかがお過ごしでしょうか?

 

さて今回は、京都のパワースポットとして名高い、陰陽師安倍晴明を祀る晴明神社をご紹介いたします!

晴明神社は、京都市上京区晴明町にある神社。 ちょうど西陣織り発祥の地区「西陣」と言われるエリアにあり、近くには京都御所があります。

 

創建 は1005年(寛弘4年)、安倍晴明の偉業を讃えた一条天皇の命により、そのみたまを鎮めるため、安倍晴明の屋敷跡である現在の場所に神社を創建したのが始まりだと言われています。

古い資料によれば、創建当時の晴明神社の境内は今より大きく、東は堀川通、西は黒門通、北は元誓願寺通、南は中立売通まであり、かなり広大だったようです。

しかし、応仁の乱の後、豊臣秀吉による都の造営や度重なる戦火によって、規模が縮小。古書、宝物なども散逸し、社殿も荒れたままの時代が続きました。

その後、氏子が中心となって整備・改修が行われ、1950年(昭和25年)には、堀川通に面するように境内地が拡張され現在の様子に至ったようです。

本殿前に鎮座する安倍晴明公像。

安倍晴明と言えば、平安時代陰陽師として活躍した人物で、天文や暦数、時刻など、自然観察に関わる学問にも精通していたようです。

映画にも取り上げられていましたね♪

 

それでは晴明神社の見どころをご紹介いたします。

 

厄除桃

桃は、古来から中国や陰陽道において魔除け、厄除けの果物とされています。

この厄除桃、己の厄を撫で付ければ、厄を取り除いてくれる力があると言われています。

また、昔話「桃太郎」もこれに由来するものだとか。

 

 

晴明井(せいめいのいど)

こちらは安倍晴明が念力を使って、水を湧き出させたという伝説がある井戸です。 上部に 五芒星(ごぼうせい)が施されており、 水が注ぎ落ちる部分は、その年の恵方指し、毎年立春の日に方角が変えられるようです。井戸に続く地面には北斗七星。陰陽道で用いられる歩行、反閇(へんぱい)を表した石が埋められています。

この湧き水には、病気平癒、病気が完治して回復するという不思議なご利益があるようで、千利休もこの晴明井の涌き水を使ってお茶を点てていたのだとか。

 

 

一の鳥居の五芒星(ごぼうせい)

堀川通に面した一の鳥居。こちらの額には金色に輝く五芒星があしらわれています。普通は神社名や祀っている神様の名前を掲げる事が多いようで、全国的に見ても珍しいと言われています。因みに一の鳥居を進むと二の鳥居があるのですが、こちらは晴明社と記されていました。

 

 

旧・一條戻橋

安倍晴明と縁深く、逸話が多い一條戻橋。現在も晴明神社から100mほど南に下がると、平成7年に架け替えられた橋が現存しますが、架け替え前、実際に使用していた欄干の親柱を境内に移設して再現したものが、こちらの旧・一條戻橋です。

現在でも 「戻る」事を嫌がって、嫁入りや葬式の際は 一條戻橋 を渡らないのが習わしです。

こちらは現在の一條戻橋。

 

 

式神石像

旧・一條戻橋の傍らには、式神陰陽師が使う精霊の石像が置かれています。

実際には人の目には見えなかったようですが、奥さんが怖がって一條戻橋の下に閉じ込めていたと言い伝えられています。

 

 

「魔除け・厄除け」の パワースポットとしても名高い晴明神社

京都にお越しの際は、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)/

 

 

晴明神社

〒602-8222
京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)

 

 

 

 

(スタッフ Y.S)

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伏見稲荷大社 裏ルート!!

皆さまこんにちは!

いかがお過ごしでしょうか??

 

京都は徐々に紅葉も見頃を過ぎ、日々増す寒さと共に本格的な冬を迎えようとしています。

 

 

さて今回は、

どこもかしこも混んでいる時の京都散策におすすめ!!

京都・伏見稲荷大社の "裏ルート" をご紹介いたします。

京都屈指の観光スポットでもある『伏見稲荷大社』。

参道に建てられた千本鳥居やお塚など、外国の方や修学旅行にも人気で、いつ行っても非常に混んでいるスポットです。

 

そんな伏見稲荷ではございますが、先日、裏ルートなる静かな散策道を発見。

行場になっているお瀧や、お塚などが点在しており、なかなか神秘的なルートでしたので、今回ご紹介いたします♪

 

 

●ルート詳細

 

 

伏見稲荷大社は、全国に約30,000社あるといわれ "お稲荷さん" の名で親しまれている稲荷社の総本宮の神社です。

伏見稲荷大社の御際神・稲荷大神が稲荷山に鎮座したとされる奈良時代和銅4年(西暦711年)から1300年以上の歴史を持つと言われています。

 

それでは、行ってみましょう!

 

最近、観光で来られる方も多くなってきました。
伏見稲荷は、外国の方にも大人気で、参道を歩くと日本人より外国の方が多いのではないかと思うくらいです♪

千本鳥居を進み、神宝神社の案内が出てくるので、ここからメインルートを外れ「神宝神社」の方へ進む。

しばらく、未舗装の参道が続きます。

 

●伏見神宝神社

伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)は、天照大御神を主祭として、稲荷大神を配祠、十種神宝が奉安されている神社で、地元では「しんぽうさん」と呼ばれ親しまれています。

●竹林

伏見神宝神社を進むと、竹林が現れます。この道は「竹乃下道」と呼ばれ、一説によると、周辺が竹取物語由来の地とも伝えられているようです。

人もほとんどおらず、嵐山の竹林にも負けぬ、幻想的な道を進みます♪

さらに進みます。

●弘法ヶ滝

弘法大師空海を祀っているお滝。

数多くのお塚も並び、稲荷神社特有の独特な雰囲気で満ちています。

雰囲気のある道を、さらに進みます。

青木ヶ瀧

こちらも修行の瀧「お滝」と「お塚」がございました。

青木ヶ瀧の参道沿いにもお塚が立ち並びます。

 

 

途中、大きなヤマザクラが生えていました。樹齢100年以上とのこと。
春は綺麗でしょうね♪

 

●七面瀧

 

「七面瀧」の鳥居

 

建物の横を抜け下るとお滝がございました。
周辺には鳴滝もあるようですが、台風の影響か崩れている箇所も多く、通行できないようでした。

●白菊ノ瀧

こちらは、白菊の瀧。

さらに山深く道が続きます。

 

御劔ノ瀧

 

こちらは、コンパクトな敷地にございました。

 

 

●大岩神社と末広ノ瀧

今回のルートの最深部に位置する神社。

以前、紹介した伏見区深草の大岩神社と名前は同じですが、関連は無いようです。

最深部までは少し山道登ります。

山道を上がると、名前の由来となっている大きな岩が祀られていました。非常に神秘的なスポットです。

 

一旦、大岩神社入口まで戻り分岐を登り返すと、伏見稲荷・一ノ峯付近に合流いたします。

無事メインルートに戻ってきました(^^)/

 

今回ご紹介したお滝やお塚は、伏見稲荷大社が直接管轄しておらず、民間の方が管理されておられるようです。稲荷山には、こういった行場が数多くあると言われていますので、界隈にお越しの際は、少し足を延ばして立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)/

 



(スタッフ Y.S)

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染色家・柚木沙弥郎(ゆきの・さみろう)life・LIFE展 KYOTO

皆さまこんにちは!

いかがお過ごしでしょうか??

 

京都は、徐々に寒さも増し、市内北部では紅葉も見頃になっています♪

また各名所では数年ぶりに人出も戻り、閑散とした時期が懐かしく思うほど、賑わいのある京都が戻ってきています。

 

京都駅もだいぶ賑わっておりました♪

さて今回は、

京都駅ビルにあるジェイアール京都伊勢丹隣接の美術館「えき」KYOTOで行われている、

染色家でアーティストの柚木沙弥郎(ゆきの・さみろう)life・LIFE展 KYOTOに行ってきたので、少しご紹介いたします♪

 

柚木沙弥郎さんは、現在100歳。

1946年、岡山県大原美術館に勤め、柳宗悦民藝運動に出会い、芹沢銈介に師事し染色家になられたとのこと。

型染めなどで大胆に染められた染色作品をはじめ、版画、絵画、絵本など製作は多岐に渡り、世代を超えて注目を集めている作家です。

今回の企画展は、『くらし』と『人生』をテーマに据えられており、日々のくらしを豊かに彩ることと、コロナに見舞われた今日、人生をいかに大切に生きるかを、作品を通して紐解いておられました。

 

今回の企画展は、写真撮影がOKとの事でしたので、一部をご紹介!!

 

 

大胆で愛らしいタペストリー♪

エントランス前でお出迎えしてくれました^ ^

 

 

 

 

●絵本

1990年代から手掛けられている、愉快な絵本作品の原画が約80点展示されていました♪

 

 

 

 

こちらは、宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』にのせて柚木沙弥郎さんが描いた絵本の原画。

 

ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ...の一節に合わせて描かれた絵♪

ソウイウモノニ ワタシハナリタイ
良い絵ですよね♪

●ポスター作品

こちらは、なんと型染めで作られたポスター♪
型染めならではの温かみのある味が出ていました。

●ノート

 

手描きのノートには、
染色工程が指示書が書かれていました。

●染色作品

約30点の色とりどりの大きな布がダイナミックに展示され、

作品のモチーフは、空や大地、宇宙、動物、人や幾何学模様など多岐にわたり、空間を彩っていました♪

 





 

 

 

 

染色物は空気を染めると言います。

油絵や日本画とはまた違ったアプローチで作られる染色の独特な表現と絵本などの作品を、全身で感じる事の出来る展示会になっていました。

京都駅界隈にお越しの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)/

 

 

会期:2022年11月11日(金)~12月25日(日)

会館時間:午前10時~午後7時30分

kyoto.wjr-isetan.co.jp

 

 

(スタッフ Y.S)

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