おもてなし力向上委員会

日本のおもてなしの魅力を追求し発信するブログ

知られざる聖域、京都南禅寺奥の院

皆さまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
 
さて今回は、知られざる聖域の雰囲気が漂う、京都『南禅寺奥の院』をサクッとご紹介いたします。

 
京都の観光スポットとして有名な南禅寺
特徴的な大きな三門は日本三大門の一つに数えられ、桜や紅葉のスポットとしても人気のお寺ですが、その最奥部にあるのが南禅寺奥の院です。
南禅寺の法堂から歩いて10分ほどの場所にあるのですが、一般にはあまり知られていない場所で、観光客はほとんどいません。
東山の自然に囲まれた静かな空間が広がっています。

南禅寺奥の院へは、南禅寺の三門から東へ進み、人気の観光スポット"水路閣"を越えた先にある最勝院の脇から入ります。

映えスポットとして人気の『水路閣
明治に完成した琵琶湖疎水の分線の水路橋です。レンガ造りがおしゃれですよね♪

先に進むと『最勝院』が鎮座しています。
天台密教の駒道智大僧正が鎮守として祀られている。
境内には樹齢約300年の百日紅(さるすべり)に、樹齢約100年の松が生えた木があり、2種類の木が一体化していることから「縁結びの松」と名付けられています。

最勝院の脇の山道を進みます。この辺りから、人はほぼいません。

階段を登ると、奥の院です。

この奥の院は、鎌倉時代比叡山で修業を積まれた高僧の駒道智大僧正が、 晩年隠居された場所だと伝えられており、人の多い南禅寺の中心部とは対照的で静かな時間が流れています。

また奥に「駒ヶ滝」と呼ばれる滝行の行場があります。

伝説によると、駒道智大僧正は白い馬(駒)に乗り天空に身を隠したと言われており、この伝説から「駒大僧正」と呼ばれ、この滝を「駒ヶ滝」と呼ぶようになったと言われています。

「駒ヶ滝」
山中に水の音が響き神聖な雰囲気が広がっています。

不動明王が見守ります。いつ見ても、いかついですね(^^;)

さらに登ると小さい洞窟があり、石仏が祀られていました。

厳島弁財天」大日如来「将軍地蔵尊」が祀られており、洞窟とあいまって異界感が漂います。

京都市内からもアクセスしやすい場所ですが、観光客も少なく静かな雰囲気が保たれています。

南禅寺界隈にお越しの際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか(^^)/

 
●アクセス

 
 
※現在、弊社 "座布団・暖簾の工夫庵" がお届けする直販サイトのリニューアルオープンにともない、期間限定で送料無料中です♪
是非この機会に、お気に入りのアイテムをお得にお買い求めください。
 
 
(スタッフ Y.S)

***********************************************

このブログは京都で暖簾や座布団を製造販売する会社のスタッフによるブログです。

[京の座布団やさん 工夫庵 ___和の座布団の暖かさを京都からネット販売でお届けします___

一宮株式会社 〒615-8174 京都市西京区樫原中垣内7-1

TEL075-394-7011* FAX075-394-7022