おもてなし力向上委員会

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三重県散策・潮吹き堤防♪

皆さまこんにちは!

いかがお過ごしでしょうか(^^)/

 

当ブログ、主に京都の情報を発信してきたのですが、三重県に拠点が増えたこともあり、三重県界隈の情報や田舎情報なども広くお届けしたいと思います。

さて今回は、世界的にも珍しい?? 国の重要文化財にも指定されている、『三重県四日市市・潮吹き堤防』界隈を散策していたので、サクッとご紹介いたします♪

四日市市・潮吹き堤防 (四日市港旧港防波堤)は、オランダ人土木技師のヨハネス・デ・レーケの提案で、明治の半ばに国際貿易港を目指し、土木請負師の服部長七が四日市港に造った防波堤です。

構造が独特で、波の力を弱めてくれる構造となっており、世界的にも珍しい堤防なんだとか♪

また、経済産業省の「近代化産業遺産群続33」の「海運業隆盛の基礎となった港湾土木技術の自立・発展の歩みを物語る近代化産業遺産群」のひとつとしても認定されているようです。

望遠カメラを持ってきてなかったので見にくいですが、、、穴が開いていますね~

対岸には稲葉翁記念公園という公園があり、潮吹き堤防のレプリカがありましたので、構造をご紹介~

稲葉翁記念公園は、四日市港の近代化の礎を築いた稲葉三右衛門を偲ぶ記念公園となっており、園内にはこのような潮吹き堤防の大規模なレプリカがあります。

潮吹き防波堤は、大堤と小堤が並行する二列構造となっており、港内側の大堤には49ヶ所にわたって五角形の水抜き穴が設けられています。

港外からの波が、高さ3.7mの小堤で波の力を弱められ、乗り越えた海水をその後ろにある4.7mの大堤が受け止めるという二重構造で、両堤の間の溝に流れた海水は水抜き穴から港内に流れ出すという仕様となっています。

右が小堤、左が大堤で、両堤の間には溝があります。

大堤には五角形の水抜き穴が設けられています。

押し寄せた波は、小堤で弱められ、大堤の五角形の水抜き穴から排水される。

良く考えられた構造ですね♪
このレプリカ、ボタンを押すとこのような人工的な波を作ってくれます。

残念ながら現在は埋め立てられ、単なる岸壁となっているため、潮を吹くことはないようですが、歴史に思いを馳せ景観を楽しむ事ができます。

 

・・・四日市港の歴史・・・

四日市港は、幕末から明治初期にかけて伊勢湾内における最大の商業港として船舶の出入りや、旅客の往来、物資の集散が盛んだったようです。

明治3年には四日市~東京間にはじめて汽船による貨客定期輸送が開始され、この定期航路の開通により、四日市港は国際貿易港を目指すこととなりました。

現在は、石油製品や化学製品などの輸出入が盛んであり、また、クルーズ船の寄港地としても知られています。

 

 
アクセス

●稲葉翁記念公園

 
● 潮吹き防波堤

 

 
 
 
 
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(スタッフ Y.S)

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