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京都嵐山の隠れた名所!『大悲閣千光寺』

皆さまこんにちは!

いかがお過ごしでしょうか?
京都は、先日から桜が開花し始め、名所では徐々に人出が多くなっています。
今年は、花見宴会解禁! 久々に賑わいのある春を迎えられそうですね。
 

 

さて今回は、

京都の穴場スポットとしておすすめしたいお寺、嵐山の深部に位置する『大悲閣千光寺』についてご紹介したいと思います♪

 

大悲閣千光寺の由緒

大悲閣千光寺は、黄檗宗系の単立寺院(包括宗教団体に属さない独立した宗教団体)で、山号は嵐山、本尊は恵心僧都作と伝えられる千手観音菩薩です。

元々は清凉寺の近くにあったお寺を、江戸時代初期に豪商・角倉了以が、大堰川桂川)を開削する工事で亡くなった人々を弔うために現在地に移転させました。

また境内の客殿「大悲閣」は、切り立った岩肌に建つ観音堂で、嵐峡の絶景を眺める事ができる隠れた絶景スポットとしても人気を博しています。

 

嵐山公園の頂上展望台から見える千光寺

 

大悲閣千光寺は、渡月橋から桂川沿い(南側)を小道を約1km上流へ、歩いて約30分ほどの場所にあります。

 

渡月橋周辺を抜けると人の姿もまばらで、静かな時間が流れています。

 

 

参道入口。右手には、星のや京都があります♪

 

参道入口から10分ほど石段が続きます。

 

「鐘楼」1人3回まで自由につくことが出来ます。

高台にある事から心地よい音色が山々に響き渡っていました。

 

切り立った岩肌に建つ観音堂大悲閣

境内にある客殿「大悲閣」は、切り立った岩肌に建つ観音堂で、嵐峡の大パノラマの絶景、遠くは大文字山比叡山京都市街の一部を眺める事ができます。

秋には紅葉の名所としても人気があるようです。

 

大悲閣からの眺め

 

室内には、所狭しと宗教関連の資料に限らず、様々な資料が置かれていました♪

 

千光寺は、別名そろばん寺とも言われています。

江戸時代、角倉了以の親族・吉田光由がそろばんの解説本「塵劫記」を出版。

明治時代にかけて大ベストセラーとなり、そろばんはこの本とともに全国的に普及したと言われています。

吉田光由は、角倉了以の子に算法統宗を学んだと言われており、千光寺の管長も、そろばんと仏教の理論を結び付ける多くの説教を書いたことから、そろばん寺(そうろばんじ)とも呼ばれるようになったようです。

 

 

大悲閣千光寺は、渡月橋から少し離れた場所にあるため、観光シーズンでも静かで混雑も少なくゆっくり散策できます。

嵯峨嵐山界隈にお越しの際は、訪れてみてはいかがでしょうか♪

 

アクセス

大悲閣千光寺

 

 

 

 

(スタッフ Y.S)

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