手作業の染色
先日、染色場へ訪問して染めの様子を勉強して来ました。
まず理想の色に近づける為、
配合する染料の粉を計量器で㍉単位で計量します。
*缶の中には色を染料の粉が入っており原料をグラム単位で計量します。
大量に染料が必要なので
僅かなグラムの差で大きく色が変わってしまうので
慎重に行います。
*計量した染料の粉を混ぜ合わせ色を配合していきます
配合した染料の粉を水で溶かし、
糊に混ぜ合わせ「染め糊」を作ります。
*色を定着させる糊でここに染料を混ぜ合わせます
*④染料水溶液と糊をかくはん
ここでも桶の縁についた染料もさらえて混ぜ合わせます。
「染め糊」を作ったら、
実際に色付けしたい生地を
広い専用の作業台に乗せていきまして
しっかりと、
シワにならないよう
また生地の目がズレないよう
丁寧に伸ばし貼っていきます。
その後、専用の型を当て
職人さんの手作業で一枚一枚、
色付けをしていきます。
型のサイズは一度に塗れる範囲が決まっていますので、
これをずらしていき、
この布全てを染める作業はとても、時間のかかる作業です。
染色場へ訪問し、染めの様子を撮影させて頂きました。
— はんなりさん (@the_ichinomiya) 2020年9月8日
職人さんの作業はカッコいいですね✨
当社では、こうして丁寧に染めた商品を提案させて頂いております。 pic.twitter.com/lrdphAfAHA
ここでは染色までの工程のみの紹介ですが、
染の作業を終え色を定着させる
【蒸し】・【水洗い】・【湯のし】・【カット】
の工程を経てやっと1枚の商品が完成します。
プリントとは全く異なる色の発色で、
使っていくと、味が出て、愛着も湧く一枚になります。
この工場。
夏はとても暑く、見学している私は汗だくでタオル一枚が水浸しになりました。
その中で、作業をする職人さんは、本当に尊敬します。
実際、こちらで染色して頂いた生地を使い、商品作りに励んでおりますが。
こうして、実際に普段目にすることのできない量産現場は非常に興味深く勉強になりました!
営業・A.A.さん
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